ドラえもんの泣ける・感動する話
ドラえもんといえば、お馴染みの国民的漫画ですよね。
知らない人はいないのではないでしょうか？
笑いあり、感動ありのドラえもんですが、今回は感動する話を集めてみました。
ドラえもんってどんな漫画？
- 作者 / 藤子・F・不二雄
- 1969年から1996年までコロコロコミックにて連載
- 全45巻 1345話のSF少年漫画
あらすじ
主人公の野比のび太は、運動も勉強も苦手でいわゆるダメな小学生。
ある日、机の引き出しから22世紀・未来の、のび太の孫セワシから送られたお世話ロボットのドラえもんが現れる。
ドラえもんは未来の道具を使い、のび太を助けたり、災難にあわせたりと色々な体験をさせるのであった。
台風のフー子
第6巻 140ページ
しずかちゃんの卵から飼っている鳥がなついているのをみて
いつものように、ぼくもやりたいとドラえもんに相談。
ドラえもんは、卵を取り出すが、なんの卵か忘れてしまった様子。
それでもいいと、のび太は温めます。
卵から生まれたのは台風でした。
のび太はそれでも可愛がるといい、エサをあげたり、遊んだりします。
そんな時、日本に大型台風が・・・。
出会いと別れを描くいい作品です。
読み終わったあとに、余韻が残る感じがたまらないですよね。
そして、ちょっと調べてみたら、フー子のフィギュア売ってた！
みんな好きなんだな。
精霊よびだしうでわ
第21巻 181ページから
ストーブの灯油がなくなり寒い寒いとなっている野比家族。
そこにドラえもんが精霊の出る腕輪を取り出します。
火の精霊を出してみますが上手く行かず、どこにいても寒いと外に出ます。
寒いのは雪のせいだ！というと、雪の精が出てきます。
雪の精霊はのび太と遊び、のび太に惹かれていきますが
1日中、雪と遊んでいたのび太は熱を出してしまいます。
最後の、もうすぐ春なんだねというドラえもんの台詞と、のび太の表情が印象に残ります。
おばあちゃんの思い出
第4巻 176ページから
のび太が幼稚園のころ死んでしまった、おばあちゃんに会いたいと
タイムマシーンに乗って会いに行くお話です。
ドラえもんは、やめた方がいいと言いますが、見るだけということで、しぶしぶOKします。
おばあちゃんを見たのび太は、我慢できず飛び出してしまいます。
不審者と思われたのび太は、おばあちゃんの部屋に。
おばあちゃんは、ちゃんとかくまってくれます。
それもそのはず、おばあちゃんは、のび太と気づいており
「だれが、のびちゃんのいうこと、うたがうものですか。」と優しい顔で言います。
のび太は泣きながらおばあちゃんに、飛びつきます。
ドラえもんの泣ける話といえばコレ！って方も多いのではないでしょうか。
おばあちゃんの優しそうな表情がまたいいですね。
タイトルだけでちょっとウルウルきます。
ドラえもんに休日を!!
第35巻 112ページから
ボクは年中無休だぞ！と文句をいうドラえもんに、のび太は休みをあげます。
ドラえもんはとても喜び、旅行の計画をたてます。
そして、旅行当日やっぱり心配なドラえもんはいつでも呼んでくれといい
「よびつけブザー」を渡します。
そのことを知ったジャイアンとスネ夫はブザーを押させようと嫌がらせをし始めます。
キケンな目にあい、不良少年に絡まれ、ブザーを・・壊します。
ドラえもんがいなくても平気だよっていう、のび太の成長と少しの寂しさを感じられる
作品になっていますね。
さようなら、ドラえもん
第6巻 168ページから
冒頭からのび太によそよそしい態度をとるドラえもん。
聞くと、近日中に未来へ帰るということが判明。
今日ばかりはと、二人で夜ふかしすることに。
そして、そのまま外へ繰り出します。
ドラえもんは感極まって泣きそうになりますが、涙を見せないようにのび太から離れます。
そこに、ジャイアン登場。 いつものように殴られてしまい
ドラえもんを呼びま・・せん！
安心して未来に帰すためにのび太は1人でジャイアンに立ち向かいます。
のび太の気持ち、想いもそうですが、コマ割り、台詞もとても素晴らしいです。
のび太、頑張れ！と応援したくなる話です。
のび太の結婚前夜
第25巻 178ページから
もう説明する必要がないってくらい有名な話ですよね。
話としては、出来杉君にしずかちゃんを取られるのではないかと心配するのび太は
タイムマシーンで未来に。
のび太は浮かれているが、しずかちゃんは、のび太とは対象的に浮かない表情。
ドラえもんは「正直電波」を取り出し、しずかちゃんを正直にさせます。
すると、しずかちゃんは、お嫁に行くのをやめると言い出してしまいます。
ここからの流れが、ほんともう、泣けます。
まとめ
さすが国民的漫画であるドラえもんですが、
アニメは観たことあっても、漫画はあまり読んだことないって方もいるのではないでしょうか。
アニメとは違った面白さがありますよ。
さすがに45巻もあるので、似たような道具はありますが・・・。
一気読みではなく、ちょっとづつ読むのがいいのかもしれません。
そして、基本1話完結なので、そこも読みやすさの1つですね。