ゆる~く等身大で がんばりすぎない

漫画「死役所」を読んでみた

漫画

ちょっとタイトルに惹かれて読み始めたんだけど、面白くて調べてみたらこの漫画2013年から連載していてテレビドラマにもなってるらしい。 しかもTOKIOの松岡くん主演。 あー、確かに主役のシ村さんに合ってる気がする! それにでんでんさんも出てるし、、。

死役所ってどんな漫画?

この死役所は現実の市役所ならぬ死役所というところがあり、ヒトが死ぬとこの死役所で成仏の手続きをしなくてはならないらしい。この設定が面白い。

現実の役所に〇〇課、例えば住民課があるようにこの死役所にも自殺課、他殺課、などがあり、まず最初に自分が何課に行くかを探さなきゃいけないので、ウロウロしたりキョロキョロシたりしていると総合案内のヒトが近づいてきて「どのように亡くなられましたか?」って聞いてくる。この総合案内が主人公のシ村という男だ。 このシ村という男の顔だがコレ、

こんな胡散臭い顔ありますか?。そして嫌味っぽい事をよく言うんですよ。でもまぁ、ただ胡散臭いだけではなく生前いろんな事があってのコレであることは間違いないし、たまに見せる怒った顔とのギャップも良い。多少ネタバレになってしまうが、死役所の職員は全て死刑囚であり職務をまっとう(自分の罪と向き合う?)すると成仏出来るシステムになっている。そしてたまにある職員の話があるのが面白い。 死刑囚なんだけど魅力的な職員が多いんだよなぁ、、。

基本的に1話完結になっている

こういった人間模様を描く作品と1話完結って相性いいなって感じられる。とくに人の死を題材になっていることもあって、精神的にクるときがあるのでこれはとても良かった。たまに2~4話連続もあるがそんなに多くない。 

基本的には亡くなった人が来る→ここはどこだと迷う→シ村登場、どうしたか聞く→よかったら話を聞かせてください→成仏 といった流れになっていて話の最後にその亡くなった人の人生の写真が出てくるんだけどこれがズルい。 泣きそうになる。ってか泣いた。。

まぁ、基本的に上の流れになっているので永遠に続けられるシステムだと思うがシ村が軸になっていてシ村の過去が所々に散りばめられていており、その過去がわかった時点で最終回なのかなぁと思ってしまう。

さいごに

ちょっと調べてみたんだけど、この死役所の作者あずみきしさん、デビュー作っぽい。しかも臨時職員として市役所で働いてたみたいで、なるほどな!と思った。 実際の市役所にも人がたくさん来るし、その人ひとりひとりにもドラマがあるんだよなぁ。

それにこういう日常系?は淡々と進む分終わったときの寂しさが結構あるから続きは気になるけど終わって欲しくないなと思う、、。

この死役所、人間模様が好きだったり1話完結もので面白い作品を探してるならかなりオススメします。今ならスキマで28話まで無料で読めるので興味があればいかがでしょうか?