【方言】人情系漫画「ばらかもん」を読んでみた【コメディ】
日常系ハートフルコメディを探しているなら、ばらかもんがオススメです!
この作品、最初読み切りで掲載したものの、反響が大きく連載をもぎとった作品で、2016年に累計発行部数は480万部! 現在は500万部を超えているはず!
日常系ならではのほのぼのとした雰囲気に癒やされる漫画の魅力を選んでみたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ばらかもんってどんな漫画
主人公の半田先生こと半田清は著名な書道家の息子なんですが、字が平凡と言われてお偉いさんを殴ります。
そして頭を冷やしてこいと父親から言われてたどり着いたのが九州にある離島の五島列島。これは作者のヨシノサツキ先生の出身地である。
たしかに作中で漫画家を目指してるタマが日常系ならアイディアが無限に湧いてくるって言ってたような、、あれはヨシノ先生なのか、、、。
とまぁ、島送りになったんですけど、この半田先生は書道しか眼中になく友達も同級生に1人、人との関わりをあまり持たずに大人になった人。 最初は島なんてと思っていたのだが、村の人たちと生活していくうちに心が動かされて成長していくストーリーである。
半田先生こと半田清舟がおもしろい
ハートフルコメディだと思ってますが、実際ギャグ漫画だと思ってます。なんだろ、ギャップが面白くてよく読みながら声が出てしまう場面があります。
たとえば、舞台になっている分校の教頭先生が一輪車の練習をするんですが、上手に乗れなくて転ぶんですよね、そのコケたところをちょうど見ちゃうんですけど、

この顔絶妙じゃないですか?? 笑うわけじゃなくミテマセンヨ的な。 この表情をみて一気に好きになりましたよ
名シーンが多い
田舎を舞台にしているだけあって、人情というか繋がりでほっこりできる場面もちょくちょくあります。 ギャグ漫画の中にあるジーンとクる話、はい、大好きです。
そんな中でも結構好きなシーンがあって、勝負は1番じゃないと嫌だっていう主人公は村の子供たちに八つ当たりをします(それもどうなんだ・・)んで、我に返って八つ当たりしたことを後悔。 そこでなるがもちひろいに誘います。
初めて参加したもちひろいで上手く取れず、諦めムード。そのまま書道もやめようかという考えにまで、そこで出会ったのがヤスバ、毎年1番持って帰るプロフェッショナル!
ヤスバは言います、上ばっかり見るんじゃなくて、チャンスは下にも落ちていると、半田先生はそれでも取れないときはどうするか訪ねた時にヤスバが言った言葉が好きなんですよ。

人に取られたものを欲しがるはなか、諦める必要もなか。 譲ってやってもっと大きな餅ば狙え
これ結構自分にも響いて忘れられないシーンなんですよね。
五島の魅力を感じられる
最初に漫画を読んだ時に、築地魚河岸三代目で出てきた養殖ブリの五島かもって思ったんですよね、まぁ、それ以外は全然知識はないんですけどね。
んで、この五島列島風習が面白いんですよ、お盆にお墓で花火をやるみたいなんですよ。そしてそのお墓の文字は金色らしい、、。 ローカルルールってやつですか!?
あと、ローカルといえば方言! ひさいんをこれ石鯛なんですけど、なんで? そして漫画の名前のばらかもんも元気者って意味らしいです。 それに、漫画のタイトルが方言になっているのでそこに注目しても面白いですよ!
そしてこの漫画で出てくる五島の最大の魅力このもん! 半田先生もトリコになったこのもん。 このもん=香の物 で大根の漬物です。 半田先生がめっちゃ美味そうに食うんだよなぁ。

さいごに
都会っ子が田舎に行って人とのふれあいで成長するっていう王道漫画なんですけど、王道ゆえに面白いですよね。コミュニティが狭い分絆も強くなっていくと思いますよね。今回は
- 主人公、半田清舟のこと
- 好きなシーン
- 五島の魅力
について書きましたけど、読み終わってみて1回は五島列島に行ってみたいと思わせてくれる漫画でした、基本ギャグ漫画なので単純に面白いですし。
でも漫画でもあったように基本観光客は警戒されてしまうんかな、、
この漫画のおかげで緩和されていると信じていつか行ってみようかな。